「情報を残すという事2」ということで、情報を残すことの重要さを引き続きお伝えします。
2023年10月でWindowsServer2012の公式サポートが切れます。
サポートが切れてしまうと、OSで脆弱性が見つかった際に、対策がされず、危険な状態となってしまいます。
そのためにも、サーバーのリプレイスにより新しくし、サポート期間の長いOSに切り替えを行います。
昨今、弊社でもそのようなご依頼を多数いただくようになっております。
その時の「あるある」として、WindowsServer2012を構築した人は退職されて、仕様書もないから、中身がわからないということです。
このことはサーバーに限ったことではなく、ネットワークについても同様で
ネットワーク図が更新されていない、ネットワーク図がないことなど、多くあります。
この場合、更新する側はサーバーやネットワーク機器に何が設定されているのかを隅々まで見る必要があります。
この調査にはかなりの時間を要してしまい、工数が多く取られます。
ネットワークに至っては、社屋の配線をLANケーブル1本1本を確認し、どの機器に接続されているかまでも確認していきます。
前回のブログ記事と同様に「調べるには時間がかかります」
調査に時間がかかるということは、その分の工数を確保する必要が発生し、作業費用が高くなってしまいます。
以上、情報を残すことは
・社内で困らないこと ・他社依頼したときの作業費用を安くすること