兵庫県尼崎市の全市民約46万人の個人情報が入ったUSBメモリ紛失事件。
情報管理の重要性と徹底が求められる昨今、ニュースを聞いて耳を耳を疑った。
更に「45万2600円」で「尼崎のUSBメモリ」という商品がフリーマーケットアプリ「メルカリ」に出品されるという、ネット時代を風刺したニュースまで報じられ、情報社会のスピード感は否めない。
※「メルカリ」に出品されたUSBは後に偽物と判明
情報は現代の企業の資産である。
「闇金ウシジマくん」と言う闇金を題材に扱った人気漫画がある。
その中で高田の元ホスト時代の仲間が、主人公が経営する会社の超暴利闇金融『カウカウファイナンス』にお試し採用され、回収した大金を預かっている立場でビールを飲み、その場でクビになるといったエピソードを思い出した。
自分が、人から預かった大事な大金を所持している状態で、たった一杯のコーヒーでも立ち飲みでもできただろうか。
答えはNOだ。
そんな持ち慣れないものを持っていたなら、まずは早く任務を完了させ、安心してから美味しいコーヒを飲みたいだろう。
それでは、お客さまからお預かりした「お客様情報を記入された申込用紙」がカバンに入っていた場合はどうだろう。
個人情報も企業情報も資産なのであるから、帰路にコンビニに立ち寄ることも阻まれるべきなのである。
ISMSとは、情報セキュリティマネジメントの認証規格です。
機密性・完全性・可用性を保持できる管理体制が要求され、三原則が守られていることが確認できる管理体制がとられていることで認証を取得することができる。
ISMSの取得企業の中には、データの持ち運びに便利とされるUSBメモリなどの記録ストレージの使用を原則使用禁止、会議室ではホワイトボードに記載した内容を終了後に消去の徹底、個々のデスク周りでは、離席時他社に情報が触れることのない行動の徹底をしている企業もあるだろう。
株式会社エーティーワークスは、全社員への教育の徹底、そして毎年、厳格な審査を受け、高いセキュリティレベルの証明にISO27001の認証を受けているIT企業です。
貴社の情報管理は大丈夫でしょうか?
テレワークが普及した今日、情報管理と安全な情報共有は確立されているでしょうか?
加速するデジタル化やIT活用にお困りではないでしょうか?
このニュースを反面教師とし、今一度自社の情報管理について見直す機会とするのはいかがでしょうか?