健康のために歩く習慣づけをしようとスマホゲームのドラゴンクエストウォークを始め、日々の歩数は伸び、歩く習慣がついた。
毎晩の犬の散歩も以前より長く歩くようになり、歩かないと、歩きたくなるくらいだ。
一方、通勤電車の中でもゲームに手が伸び、視力の低下が懸念された。
これが、スマホ老眼か、いや、年齢的にはただの老眼だ。
職業柄、モニターに向かう時間が多いのだが、ふと気がつくと、仕事や趣味以外の時間もスマホを片手にしていた。
それは時間をみるためであったり、時間を潰すためであったり。
近年「スマホ老眼」「スマホ認知症」などという言葉が聞かれるようになり「スマホ依存」は世界的な社会問題になっている。
先日、auの大規模通信障害によって「スマホ依存」の現代人の生活は大きく揺るがされたのではないか。
下記の質問で「はい」「いいえ」と答えた場合、いくつの「はい」に該当してるだろうか。
1.携帯電話やスマホに、思っているよりも多くの時間を使っていますか?
2.携帯電話やスマホを始めると無意識に時間が経っていますか?
3.携帯電話やスマホを使っていると、時間を忘れてしまいそうですか?
4.人と直接話すよりも、メッセージやツイート、メールをする方が多いですか?
5.携帯電話やスマホに費やす時間がだんだん増えていますか?
6.携帯電話やスマホに費やす時間を少しでも減らしたいと感じていますか?
7.寝ている時も、携帯電話やスマホを(電源がONの状態で)枕元やベッドサイドにおいていますか?
8.他の作業を中断してでも、昼夜問わずメッセージ、ツイート、メールを表示して返信していると思いますか?
9.注意と集中を要する、運転などの作業をしている際にも、メッセージ、ツイート、メールの返信やネットサーフィンをしていますか?
10.携帯電話やスマートフォンを使うことで、生産性が低下すると感じることがありますか?
11.少しの間でも、携帯電話やスマートフォンがないことに抵抗を感じますか?
12.誤ってスマートフォンを車内や自宅に置いたままにしたり、圏外になったり、壊れたりしたときに、気分が悪くなったり不快になったりしますか?
13.食事中であっても、携帯電話やスマートフォンをテーブルに置いていますか?
14.携帯電話やスマートフォンの着信音、通知音やバイブが鳴ったりしたときに、メッセージ、ツイート、メール、更新などを確認したいという強い衝動を感じますか?
15.特に、新しい情報や重要な情報が何もないとわかっていても、1日に何度も携帯電話やスマートフォンを無意識にチェックしていますか?
これは、米国の心理学者・デビッド・グリーンフィールド氏が開発した「スマホ依存度テスト(Smartphone Compulsion Test)」が「テクノロジー・インターネット依存症センター」で公開している「スマホ依存診断」である。
診断結果は下記の通りだ。
2ケ以下:スマホ依存なし。
3〜4ケ:スマホ依存の傾向があります。
5ケ以上:スマホ依存症である可能性が高いです。
8ケ以上:重度のスマホ依存症である可能性があります。
ちなみに、同僚にこのテストに答えてもらったところ、9人中の3名が重度のスマホ依存症であるという結果がでた。
スウェーデンの精神科医、アンデシュ・ハンセン氏の著書「スマホ脳」では学習効果、記憶力、集中力の低下を研究発表し、SNS依存はハードドラッグに匹敵する中毒性も指摘されている。