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Amazon Web Services(AWS)の耐障害性を調べてみた

AWSの耐障害性を調べてみた。

AWSで知っているのは、ストレージサービスのAmazon S3の堅牢さだ。
イレブンナインと言われ、99.999999999% の堅牢性を誇っているということは有名なので知ってはいるが、どのように実現しているのかは知らなかった。

今回とある案件で、耐障害性を求められて、改めてAWSのサイトを確認してみた。

AWSについてはクラウドサービスなので、基本は非公開だと思っていたが、思った以上に情報があったので、今回はその紹介をできればと思う。

堅牢性で重要な点としては、データセンターだと思うので、データセンターについて調べたことを記載する。

データセンターと聞いても、サーバーを利用されていない方には馴染みがないかもしれないが、サーバーを設置することに特化した施設のことだ。
サーバーはウェブサイトやスマホのアプリを動作させたりすることに利用している機器のため、停止ということが許されない。そのため、電源供給やネットワークが途切れない施設のデータセンターに設置する必要がある。
つまり、サーバーを止めないためにもデータセンター選定は非常に重要となってくる。

データセンターを選定するために必要なことは、データセンターの立地、災害対策、バックアップ体制、回線設備、物理的なセキュリティなどを検討する必要がある。

AWSのデータセンターについては、どのようになっているのかを確認したところ、デジタルなツアーというものがあり、データセンターのセキュアな設計について解説されていた。

https://aws.amazon.com/jp/compliance/data-center/

具体的な数値はないが、どのように取り組んでいるのかがよくわかる。

日本のリージョンについても、同様だとは思いつつ、気になっていたところ、AWS Artifact(https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/resiliency-in-japan/)で「Resiliency in Japan-日本におけるAWSリージョンのレジリエンス-」というものが公開されていた。

内容を記載することはできないが、見てみると詳しく記載されており、AWSに対して信頼できることができる。

以上、AWSの耐障害性について十分理解できたつもりだ。

昨今は円高なの使うことに躊躇してしまうので、費用対効果を見て利用できればと考えている。